事業が期待するアウトプット

本研究事業によって期待されるアウトプットとしては、(1)各国の社会イノベーション・エコシステムについての現状を取りまとめ、その特徴、課題と将来機会についての分析と、各国における政策や戦略についての提言をまとめた5カ国のカントリレポート(各国語版、英語版を作成)、(2)カントリーレポートに基づき、各国の状況を比較分析し、地域間連携の提言をまとめた全体レポート(英語版のみを作成)の2つの報告書を想定する。

 

2つの報告書に集約された研究成果については、ウェブ上で公開するほか、アジアにおいて開催される、関連するテーマでの複数の国際会議等のイベントや学会等において、参加する研究者による発表を奨励し、またトヨタ財団が主催する国際会議のネットワークの継続的運営において、2017年に計画される2回目の会議への論点を提供する重要なインプットとする。

 

本研究はこうした各種のチャネルを活用した研究成果の拡散を図ることで、アジアにおける社会イノベーションの現状を代表し、関連する研究への問題提起とすることも志向する。また、研究期間の終了時に、各国の研究者を招聘しての東京でのシンポジウムを実施することで、日本におけるこうした社会イノベーションの役割や、国際的なネットワークの意義についての社会的認知の向上を図る。